顧客のためにとか言うことの矛盾。

さて今日は顧客満足とかいう企業の矛盾について。よく広告とかでこんな文句を見ません?『私たち○○(企業名ね)は顧客第一主義です!』とかいうの。

これを見るたびに私はそこの従業員が気の毒になるのと同時にその言葉のはらむ矛盾に眼を逸らしてる経営者に対して怒りを覚えるのです。それは何故かって?それはシンプルで当たり前のこと。でも無料が当たり前と勘違いされてること。つまり、

『サービスには相応のコストを支払わなければならない』

という大前提。よくサービスが無料とか言う人がいるけどそれは大きな勘違いでどんな商取引においてもサービスは有形無形を問わずコストの中に含まれてるんですよね。でもこのコストを誰が払うのかという点において現在の日本は徹底的に労働者側に払わせて消費者に払わせようとしない風潮があるのよ。

一見いい話に聞こえるかもしれないけど本来消費者が負担しなければならないはずの負担を労働者が負担しているのですからひずみが出ないわけがない。それが過重労働や過労死、ダンピングによる業界基準の崩壊という形で噴出してきてるのよ。

私は労働者であり消費者でもあるわけだけどサービスを享受することで遠まわしに自分の首を絞めてることに大きな矛盾を感じてしまう。私が便利だ便利だと使いまくってるamazonにしたって死屍累々たる人材の使い捨ての果てに成り立ってる奇跡のようなバランスの上にあるサービスなんだよね。
経営者が顧客第一!とか言い始めたら従業員の皆様ご注意を。経営者はあなた達にコストを支払わせる気まんまんですよと。

本来サービスの対価を消費者が支払う当たり前の仕組みを考えるのが経営者の役目ってことだよ。それが考えられないのなら経営者の資格はないよ。

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